痩せるための耳はり
M氏 28歳 身長175cm 体重107kg
皮内針を両方の耳に2ヶ所づつ皮膚に水平に浅く刺します。
坂下孝則著「耳針法の臨床」より
その上から絆創膏を張ります。
「食事の前に絆創膏の上から指で軽く5回くらい押して
張ってある事を体に思い出させるようにして下さい」
1週間後のM氏のお話
「食欲低下は感じられない。
食事のとき全部の食べ物の味が今までより1ランク下がった。
とてもおいしい→おいしい
おいしい→ふつう
食べたくないとは思えないが今までより量を減らす事はできる。
食料品を買いに出かけたり、料理をするのは面倒だからやめよう。
でも、目の前に並べられたら『いただきます』と
この程度の変化は感じました」
より効果をあげるために考えたこと
1 週に1〜2回経絡治療を行う
2 耳のつぼの状況の変化に応じて耳の刺鍼点を週1回変えて継続する。
* 経絡治療 全身(体表.・体内ーもちろん内蔵諸器官も)を
網羅している経絡の作用を基にして経絡上にある“つぼ”を
使って全身を正常な状態に近づける方法
* 9の字皮内針
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